"「実践ドメイン駆動設計」から学ぶDDDの実装入門" 1~3章感想 (全14章)
"「実践ドメイン駆動設計」から学ぶDDDの実装入門"
「実践ドメイン駆動設計」から学ぶDDDの実装入門 (CodeZine Digital First)
- 作者: 青木淳夫,山田祥寛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2019/05/31
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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本について
読者の前提条件
次の点について考えている場合はスンナリと頭に入ってくるだろう。
- 複雑になるシステム開発に対して組織としてどう進めるべきかを常日頃考えてベストチョイスと思われるものを実践しているがいまいちどうすべきかわからない。(DDDが形骸化しないためにも、体感で覚えるためにも一番重要。)
- DDDは「戦略的設計」と「戦術的設計」からなり後者だけを適用したものは「軽量DDD」と呼ばれ事業価値を発揮できないDDDとなる(例えば、JavaのSpring Framework上だけを考えて変更に強い、技術的に良いものとは、、、と考えているだけではプログラムとしては良くても、組織としては貢献できないということ。企画とか他部署との認識のズレがどうしてもできてしまうからコードが設計であり、「ユビキタス言語」がコードに反映されている状態は困難である。)
- DDDに対する単語は聞いたことがあるけどよくわかっていない。
良い所
- 度々「IDDD本のxxページを見て」とあるが見なくても本を読み進められる。
- DDDの用語に対して具体例があるからなんとなくわかった気がする理解にはならない。
悪い所
- 特になし?
気になった所
- 「IDDD本のxxページを見て」とあるがIDDD本の版が上がったときとか差し替えの考慮はしているか心配。
- 「」で囲ってある部分がDDDの用語なのか、筆者が伝えたいニュアンスかわかりにくい。DDDの用語は斜体で英語表記も追加する等が欲しかった。